車両の左側が「いの・東京・短崎温泉・大川・相模湖・琉己野・熊谷・林間・立川・秩父側」
右側が「弌歌原・桑津・日手保・小路町・咲山・緑命空港・はてな崎・尾崎・芽が丘・山川・川島・日元峠・無名の丘・妖山口側」
●海石電鉄500系
デハ30系(国鉄30系)の一部が近代化工事により、1000系と同様な車体に載せ替えられた車両。支線部での運用をこなしていたが、800系よりも老朽化が進行し手が負えない程、車両故障が多発、休車が増加し使い物にならない骨董品になっていたことから、1978年から導入された700系に置き換えられて、全車引退となった。1編成は当社の鉄道博物館に寄贈されている。
●海石電鉄800系
デハ50系(国鉄63系)の一部が近代化工事により、1000系と同様な車体に載せ替えられた車両。支線部での運用をこなしていたが、老朽化が進行し手が負えない程、車両故障が多発したなど、パーツ不足が深刻になっていたことから、1981年から導入された900系に置き換えられて、全車引退となった。1編成は当社の鉄道博物館に寄贈されている。
海石電鉄10000系(1973年~2005~2007年)
海石電鉄時代に初めて導入された特急型車両。主に特急「つるぎ」を担当し、自身の愛称も「つるぎ」と呼ばれて愛着が持たれていた。車両設計には、国鉄183系の床下機器を参考にして、増解結に対応しやすい貫通型デザインを採用し、デザインの参考元を京王帝都電鉄(現:京王電鉄)5000系(初代)を改良した前面デザインとなっている(方向幕の設置やライトの大型化など)。15000系が2001年に導入されるまでの間、最新鋭の特急型車両として活躍し、1983年からは、延命工事(189系同等の床下機器への交換)と同時に内装の更新工事を受け、さらに1990年からも更新工事を施行し、外装とは違い常に最新鋭の特急型車両と見損なわない設備を提供した。だが、老朽化の進行にはかなわないために、15000系の導入から徐々に廃車や休車が相次ぎ、2004年には定期運用を完全撤退。2007年まで臨時特急として所属していたが、2007年の臨時団体「さようなら初代つるぎ夢の特急」をもって、完全に全車廃車となった。今では、ラストランとなった10101Fは、鉄道博物館にて保存されているが、動態保存を施行する計画も進行中である。
●車両設計
- 最高設計速度:120km/h
- 最高営業最高速度:115km/h
- 起動加速度:2.8km/h/s
- 台車:DT32・TR69系インダイレクトマウント方式空気バネ台車
- 主電動機:MT54形直流直巻電動機
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主電動機出力:120kW
- 駆動方式:中空軸平行カルダン駆動方式
- 制御装置:CS15系制御器(抵抗制御・直並列組合せ・弱め界磁)
- ブレーキ:発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ・勾配抑速ブレーキ
- 編成構成:10001-10301-10201-10101~10030-10330-10230-10130(4両編成x30本)
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